十六夜(いざよい)は満月の翌日に現れます。
満月より50分遅れで出てくるため、いざよう(ためらう)ように出てくると、この名がつきました。
不知夜月(いざよいづき)などとも言われ、一晩中出ているので、こんな名がついたのかもしれません。
ちなみに鎌倉時代に阿仏尼が書いた「十六夜日記」は、
当初題名が付いていなかったのですが、
日記が十月十六日から始まるため、後世の人がこの名を付けたそうです。
またその翌日、17日の月はさらに遅く昇ります。
そのため立待ち(たちまち:立って待つほど) の月と呼ばれます。
この時期は、満月にピークを迎えた事・成就した事を更に発展させるべき時期です。
ひかえたほうがよい事
満月を過ぎたら夜更かしや不摂生はなるべく避け、
仕事はダラダラ残業を続けても、効率が悪くなるだけ。ながら残業は避けること。
人に対しては、閉鎖的になってはダメなようです。
おすすめはダイエットです。
身体は70%が水分。月の影響を受けているはずです。
ダイエット実行は、満月が終わってから朔(新月)までの月が欠けていくときに効果があります。
(逆に満ちていくときは、生命力がみなぎり、ダイエットに適さない時期と言われてます。)
これから二週間、ダイエットには効果的です。
月の呼び名
十六夜以降の呼び名は、
「●待月」がしばらく続きます。
十六夜
立待月
居待月
寝待月
更待月
一夜一夜の月に名をつけるほど、月が身近に、愛でたい存在としてあったのでしょう。
そして数日後が下弦の月。
日本は古来「待ちの文化」を持っていたのも、わかりますね〜^^
太陽より月の文化なのかもしれないな、と思います。
昔の人は、満ちたり欠けたりするお月さまを眺めながら、
月に自らのこころをうつしてうたを詠んだり、
お月見をしたり、
ゆっくり昇るお月さまをゆったりと眺めながら、逢ふ人を待っていたのでしょうか・・・
待ち合わせに遅れたとき「月を観てたからいいよ」
ナ-ンテ言ってくれるジェントルマンが現代にもいらっしゃったら…素敵ですね♪
(/▽\)♪