冬至
先のコラムで少しふれた冬至ですが、より詳しく語りますね!
現代は、元旦がそれに当たりますが、かつては冬至が一年の始まりでした。
ご存じのように冬至は一年で最も昼が短く・夜が最も長い日。
昔の人々は、生命の終わる時期=「死に一番近い日」と考えていて
その厄を払うためにかぼちゃやお汁粉を食べ、体を温めることで栄養を取り、無病息災を祈っていました。
この習わしが現在でも続いています。
2014年、冬至を迎えるのは 12月22日 AM 8:11(日本時間)
弱まっていた太陽のチカラがこの日を境に復活し、エネルギーが陽に転じます!楽しみです☆☆
しかも今年の冬至は・・・朔旦冬至(さくたんとうじ)
聞き慣れない言葉ですが、実はたいへんおめでたいレアな冬至です。
朔旦冬至(さくたんとうじ)
「朔」は新月。「旦」は朝や夜明け、つまり太陽が昇ってくるとき。
月は‥
満月からどんどん欠けていき、やがて空から姿を消してしまいますが、新月でまた再び復活して毎日少しずつ満ちていきます。
太陽は‥
夏至からどんどん日が短くなり、冬至に向けて太陽の力が弱まっていきますが、ピークに達した冬至から太陽の力が復活し日が長くなっていきます。
ところが月の満ち欠けひとめぐりのサイクルは29.5日なのに対して、冬至から冬至までのサイクルは365日と異なるため
両者が重なることは非常に少なく、前回は19年前の1995年。
2014年の冬至は・・・
太陽が復活するおめでたい日 と 月が復活するおめでたい日 が重なります。
これを「朔旦冬至」と言い、めったに訪れることのない大変おめでたい日とされ、宮中などでも宴が催されていたといいます。
一陽来復(いちようらいふく)
陰が極まって、再び陽にかえるという意 。冬至にピッタリの言葉ですね。
「不運が続いた後、幸運に向かう。運気が上向く。」という意味合いがあります。
冬至の日を境に運気が上がるので、昔から「大切な日」とされてきました。
世界各地でも、冬至(あるいは、冬至から翌日にかけて)に、冬至祭が祝われます。
太陽の力が最も弱まった日を無事過ぎ去ったことを祝う日で、実はクリスマスの起源も冬至祭(ユール)だそう。
新たな流れが始まります。運気上昇の流れに身を委ねて、安心して進みましょう(^◇^)
春の七草同様、冬至にも病気にならないために体に良いとされている食べ物が7つあります。
かんてん、うんどん(うどん)など・・・。さぁ^^あと5つ写真から探してみましょう!
( にんじん・ぎんなん … )
名前の中に 「ん」 が2つ付くものは、「運気」「根気」 の 「ん」 が2つ入っていて 「運盛り」 と呼ばれ
食べることで運気と根気がつきます。
さらに冬至に 「ん」 のつくものを食べると 「運」 が呼びこめると言われています。
冬至七草 全部食べるのは大変ですが、せめてひとつは食べたいですね^^
冬至の日に入る“柚子湯”
ゆず湯の「ゆず」=「融通」がきく 冬至=「湯治」 という語呂合せもあることから
冬至の日に柚子湯に入る と思っている人も多いようですが
ゆず湯は本来「一陽来復」 に備え身を清めたと考えられ、運をよびこむ前の厄祓いから始まりました。
昔は毎日入浴する習慣がなく、そのため運を呼びこむ前に体を清めて厄祓いするための禊(みそぎ)として行ったようです。
現代でも、新年や大切な儀式に際しては入浴することがありますね。
もちろん、柚に「融通〔ゆうずう〕が利きますように」という願いが込めるのもいいでしょう。
また、冬至にゆず湯に入ると1年間風邪をひかないといわれています。
ゆず湯には、血行を促進することで冷え性を緩和する。身体を温めて風邪を予防するなどの働きがあるからです。
また、果皮のクエン酸・ビタミンCは美肌効果、ゆずの芳香はリラックス効果も期待できます。
今年の冬至は‥運を呼び込む前に、柚子湯に入り身体を清めて厄払いするといいですね☆
今年の冬至がみなさんの新たなスタートとなりますように‥☆
太陽もお月様も応援していますよ^^
ヒーリングサロン オフィーリア
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